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目 次
【1月29日号】【1月15日号】【1月6日号】
最新版が一番上に来ていますので順番が逆になり、ちょっと読みづらいかもしれませんがご容赦を!
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1月29日
タイタニック
1月に入って、最初の週末にチャイコフスキーのニューヨークシティーバレエ『くるみ割り人
形』を見てバレエのすばらしさに感動し、その次の週はミュージカル『オペラ座の怪人』を見
て、ブロードウエーの本物のミュージカルに興奮した私が、3週目には、いま話題の映画『タ
イタニック』を見にでかけました。
最近日本のテレビ番組のレンタルビデオが著作権問題とかで規制をうけてしまい、ドラマなど
はほとんど入荷しなくなったので、これをきっかけに、日本のビデオを見るのは極力やめるこ
とにしました。
アメリカのテレビ番組ははっきりいって、ぜんぜんおもしろくないのですが、映画はぺイパー
ビューといってその日のプログラムで好きなのがあれば電話をかけて、お金を3ドルくらい払
えばケーブル会社が流してくれるというシステムになっているし、レンタルビデオのブロック
バスターも、うちから徒歩5分のところにあるので、映画を見る環境はばっちり整っていま
す。そのうえ、映画館で見ても入場料は4〜8ドルなんですから、家族でいっても、2〜30ド
ルで十分たのしめるのです。
この『タイタニック』なんと240億という制作費をかけてつくられたということと、主役のレ
オナルド・ディカプリオが女性にすごい人気ということだけしか予備知識としてもってなかっ
たし、日本の週刊誌などではそれほど絶賛されてはいなかったので、あまり期待はしていな
かったのですが、はじまってから三時間十分という長い上映時間中、これほどスクリーンにひ
き付けられた映画は私の記憶にはありませんでした。
豪華な衣装や、90パーセントの大きさに復元したタイタニック号、本物のオークをつかったと
いうボールルーム、客室のきらびやかさ、迫力のある沈没シーンなど息をのむ展開で、ラブス
トーリーもとても良くできていて、ディカプリオのかっこよさにため息をつき、悲しい恋の結
末にウルウルときてしまい、映画館を出て、家に帰ってからもしばらくも余韻で頭がいっぱい
になるくらいで、ひさびさに、ほんとうに見て良かったと思えた映画でした。
そして次の週の土曜日、やっぱりもう一度どうしても見たくなって、またまた友人を誘って、
映画館にでかけてしまった私なのでした。
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1月15日
ソバカワピロー
アメリカではカタログショッピングやテレビショッピングがとても盛んで、テレビではテレホ
ンショッピング専用のチャンネルが24時間商品の説明をしています。
私もテレビのコマーシャルを見ていて、その商品を買いたくなることがよくありますが、まだ
申し込んだ事はありません。
そのなかでも、私がずっと前から気になっているテレビコマーシャルがあります。
見るからに東洋人のドクターワタナベが、そばがら枕を『ソバカワピロー』と名付けてやって
いるコマーシャルなんですが、人間の頭と同じ重さの1パウンドの鉄アレイを羽毛、綿、スポ
ンジ、そばがらの上に落として、そばがらだけがペチャンコにならないのを証明したり、火を
つけてみて燃えないのはそばがらだけなのを証明したり、利用者のエピソードを入れたりと、
なかなかおもしろく、どことなく東洋の神秘さえ感じさせるコマーシャルなのです。
そのソバカワピロー、新聞記事によると、日本で三百年の伝統がある健康枕として大ブームを
呼んでいるそうで、96年1月に最初のライブCMが放映され、放送終了後わずか14分で3500個
を完売し、97年1月に本格的インフォマーシャル(テレビ用広告番組)の放映をはじめてから
今までになんと250万個の売り上げを記録し、ドクターワタナベはわずか二年間で億万長者に
なったとうわさされているそうです。
最近ではインターネットでもソバカワで検索すると90以上のサイトが見つかるそうで、ズカン
ソクネツ(頭寒足熱)は安眠のキーワードとして流行しはじめているそうです。
小さいころソバガラの枕を使った経験がある私には、あのソバガラの音が逆に気になって安眠
できなかった記憶しかないのですが、ドクターワタナベによると、背骨の神経孔が圧迫されな
いし、就寝中に頭皮から出る水分を吸収し、皮膚呼吸もしやすい、何百年もかけて工夫されて
きた東洋の知恵なのだそうです。
それほどヒットしているソバカワピロー、私の知人で使っていると言う人は残念ながらいない
のですが、見つけて利用者のなまの声をぜひきいてみたいものです。
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1月6日
西海岸の旅
あけましておめでとうございます。
今年もよろしくおねがいします。
1月2日、西海岸から無事に帰ってきました。
アフタークリスマスのサンフランシスコの街はショッピング客や観光客であふれていて、ケー
ブルカーに乗るのも30分待ちでした。フィッシャーマンズワースではアンデスの音楽のパ
フォーマンスに鼻の奥がツンとくるくらいの懐かしさを覚え、主人の好きな中古のクラッシッ
クレコード店に行くために乗った地下鉄がとってもきれいだったので感激しました。
でも、街の角ごとに物乞いをする人が立っていて、小銭をもらうために歩行者に紙コップを差
し出しているのですが、その人数の多さに、ちょっとびっくりしてしまいました。
ひと昔前はニューヨークの街もこんなふうだったらしいのですが、今ではそれほど目につきま
せん。
坂の街サンフランシスコのジェットコースターのような急な坂を主人の友人が運転する車で
登ったりおりたりして夜景を楽しみ、中華料理店でカニを食べたり、朝から30分も行列して、
パンケーキのおいしいレストランで朝食をとったり、のんびりとしたペースで3日間サンフラ
ンシスコの街を楽しんだあとシャトル便でロスアンジェルスに移動、レンタカーを借りて40分
くらい南に行ったアナハイムという町の、ディズニーランドの正門から5分というホテルに到
着しました。
メキシコとの国境に近いサンディエゴにあるシーワールドでは シャチのショーやアシカの
ショーを見て、そのあとアナハイムの近くの居酒屋風日本食レストランへいったのですが、店
にはいったとたんヤキトリを炭火で焼くいいにおいがただよい、ニューヨークのレストランで
日本食もどきしか食べたことのない私たちにとっては注文したものどれを食べてもおいしく、
主人はモツ煮込みと冷酒にいたく感激して、「西海岸に駐在してる人がうらやましい」と何回
もぼやいていました。
大晦日はホテルのテレビで9時からNHKの紅白歌合戦が見られるとわかったので、ワインとつ
まみと年越しソバがわりのカップヌードルを仕入れ、年越しするはずだったディズニーランド
から早めに帰ってきたのでした。
不覚なことに、大トリの安室の前に睡魔に襲われてしまい見られなかったのがちょっと心残り
でした。
元旦はとてもいい天気で、ビバリーヒルズやサンタモニカのビーチをぶらぶらしたあと
またまた日本食レストランへ。おせちブッフェといって、カズノコや黒豆などのおせちのほか
にお寿司をはじめすきやき、テンプラなどが食べ放題でここでも私たちはその味の良さにいた
く感激しました。
なんとか無事に終わるかに見えた今回の旅行も、帰りの飛行機(ロスアンジェルスーサンフラ
ンシスコ間)が天候不良で2時間も遅れて、サンフランシスコーニューヨーク間の飛行機に乗
り遅れてしまいました。
夕方のフライトしかなかったため、空港で4時間待ち、家に着いたのが朝の3時という最後は
さんざんなめにあいましたが、
メールでサンフランシスコのレストランの紹介をしてくださった夢海さん カニとてもおいし
かったです。
わざわざ忙しい時間を割いてホテルまで会いに来てくださり、アナハイム周辺のおいしいレス
トランを地図まで用意して紹介してくださったTedさん、ほんとうにお世話になりました
そして ごちそうさまでした。
今度は私がニューヨークを案内しますからね。
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