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目 次
【2月25日号】【2月13日号】
最新版が一番上に来ていますので順番が逆になり、ちょっと読みづらいかもしれませんがご容赦を!
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2月25日
NAGANO OLYMPIC
娘の通っている公文の教室の先生が2週間お休みをとっていました。
日本人ですが 英語が堪能な彼女は若い頃外国の新聞社で働いていた経験もあるので、
それを生かして、この2週間長野オリンピックの報道センターで通訳のボランティアをしていたのでした。
そして、今日はひさしぶりに元気に帰ってきた彼女の顔を見ることができました。
『NAGANO OLYMPIC 1998』と背中に大きく入った、ボランティアが着るシルバーのジャンパーの襟に、
ボランティアのバッジや、各新聞社のバッジをピカピカ光らせながらかっこよくあらわれて、
「もう最高だったわよ、いい経験できたわー」とほんとうに楽しそうに笑っていました。
出発前に、ボランティアなので日本までの航空運賃はもちろん自己負担だという話を彼女から聞いて、
私だったらそこまでしてボランティアをするかなあと疑問に思っていたのですが、行く価値は充分あったようです。
宿泊先も郵政省の施設のような所で、新しくて食事も良く快適に滞在することができたそうです。
でも、中にはお寺に宿泊したボランティアの方もいて、とっても寒いうえに食事も精進料理ばかりで
かなりたいへんだったという方もおられたようです。
そして.今回の長野オリンピックにはなんと三万人以上のボランティアの人達が参加していたようです。
バスの交通整理をしたり、ダウンヒルのコースを整備したり、雪かきをしたり、観客を誘導したり、
ボランティアの食事の世話をするのも もちろんボランティアなわけで、それほどたくさんのボランティアの方達に
支えられた長野オリンピックの日本らしいきめ細かい組織力ぶりは、ニューヨークタイムスなどでも何度も絶賛されていたようです。
私の広島に住む友人の同僚も2週間も休んで長野に行っていたらしいという話を聞きましたが、
きっと長野でボランティアをしていたんではないかと私は想像しています。
そして、2年後のシドニーと4年後のソルトレイクシティーのオリンピックにも彼女はボランティアとして
参加するつもりらしく、ソルトレイクシティーでは、長野で親しくなったアメリカ人の方が泊めてくれるそうなので、
もう宿泊場所もちゃんと確保できてあるそうです。
「とってもいい経験だから、あなたも一緒に行きましょうよ」と誘われてしまったので、
「4年後にまだニューヨークにいたら、ぜひ連れてってください」と約束をしてしまったんですが、
4年後には もう私はニューヨークにはいないでしょうねえ。
たぶん‥
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2月13日
バレンタイン・デー
バレンタイン・デーの由来をご存じですか?
古代ローマではもともと2月14日は「ルパーカリア」と呼ばれ、女性と結婚の守護神ジュノーを祭るための祭日だったそうです。
そして、今から1700年前のローマでは、恐怖王といわれたクラウディスが、戦いのための兵隊がいつも不足気味な
原因が男女間の交際にあると考えて、ローマでの結婚と婚約をすべて破棄し禁止してしまったそうです。
その状況を見かねた聖職者のバレンタインが皇帝の目を盗み、いくつものカップルの結婚を内密に許可し祝福したのですが、
皇帝クラウディスにみつかって捕えられて2月14日に処刑されてしまったそうなのです。
その頃のローマはキリスト教を信仰していたので、異教であった「ルパーカリア」の祝日を愛の殉職者バレンタインを
偲ぶためにバレンタイン・デーと変更したのがこのバレンタイン・デーの由来となったそうです。
今のところ この説が一番有力だといわれています。
日本では、女性から男性に愛の告白ができる日としてポピュラーですが、この習慣は1930年代に神戸の老舗洋菓子店
「神戸モロゾフ」が考案したそうで、「Let's Present Chocolates on St.Valentine's Day 」と大々的な宣伝をしたのがきっかけだそうです。
アメリカでも、もちろんバレンタイン・デーは祝いますが、その意味合いはかなり違います。
アメリカでは主に男性から女性にチョコレートや薔薇の花束を送るのが一般的で、子供たちの間では恋人同士に限らず、
学校の友達や先生、両親、祖父母などにカードを送り、日頃の感謝を表わす日とされているのです。
今週はちょうどバレンタイン・デーが土曜日にあたるため、娘は金曜日に学校で配るカードをせっせと書いています。
もちろん、職場内での義理チョコも、3月14日のホワイト・デーと称する、男性から女性へのプレゼントの習慣も、一切ありません。
新聞に載っていたニューヨークの恋人たちへのバレンタイン・デーの過ごし方というアンケート調査です。
ログキャビンを予約してあるんだ、暖炉の前でシャンパンを飲みながらやわらかなラグに寝そべって二人でゆっくり過ごすつもり。(30代男性)
妻が仕事から帰ったら1ダースの薔薇を捧げる.それから二人でディナーに出かけて特別な夜を演出するつもり。(40代男性)
FEDEXで未来の奥さんに僕のハートを届ける予定。(20代男性)
などなど、なかなかロマンティックなバレンタイン・デーの恋人達の過ごし方を知って、
本物のニューヨーカーがちょっとうらやましかったりするこの頃の私なのです。
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