残暑お見舞い申しあげます。日本は今年の夏も大変暑いそうですね。その後、いかがお過ごしですか?この前は夏休みに入った直後にお便りしましたが、ご無沙汰して申し訳ありません。
我が家のコンピューターが壊れてしまい困っていましたが、娘婿のロブが我々にアメリカ製のコンピューターをプレゼントしてくれて助かりました。
これからまたお便りできるようになりました。
さて 今回は我々の仕事について少しお話します。この大学では夏休みのような長い休みになると学生たちが親元に帰るので空いた寮の部屋を利用してキリスト教関係の会議、研修会、修養会などの宿舎としていろいろな団体を受け入れているのです。学生の中で夏休みに大学で働きたい人は申し込みます。働かない学生は寮に居残ることはできません。そのかわり 寮に残り夏の間働く学生は寮費と食費が無料になります。インターナショナルの学生たちは我々や他の日本人留学生たちも全員自分の国に帰らずここで働いています。秋からの寮費、授業料を稼ごうと皆がんばっています。
受付、ベッドメーキングなどのお部屋を取り仕切るハウスキーピング、大学の内外の安全、見回りなどを取り仕切るセキュリテイ、そのほか細かい部門がたくさんあります。そして我々が働いているキッチン部門があります。ゲストたちの食事の世話をする仕事です。食事のときのサーブ、あとかたずけ、コーヒー、ジュースなどの飲み物作り、調理の補助、皿洗いなど立ち仕事が多いので8時間働くと大変疲れます。それでもアメリカで働く という体験は魅力があります。授業の中での英語よりもずっと現場の生きた英語が学べるからです。実際 夏休み3ヶ月間日本に帰ると 英語を忘れてしまい9月に戻ってきたとき元に戻すのが大変だそうです。反対に 夏ここで働いた学生は英語がずいぶんうまくなるそうです。
6月中はまだそんなに忙しくなかったのですが、7月に入り休みの本番を迎えて、毎日忙しい日々が続きました。7月の日本での夏休みが始まるころ、兵庫県、西宮市の武庫川学園の中学生たち約40名が2週間の間滞在し、英語を勉強したり、こちらの中高生たちとの交流やホームステイ、観光などをして帰っていきました。
同じ日本人ということで、我々が彼らの食事の世話を頼まれ、また 彼らが滞在していた寮も我々と同じ寮だったので大阪弁が飛び交い大賑わいでした。久しぶりの大阪弁 なつかしかったです。
7月の末には4Hクラブの交換学生たち50人が日本からやってきてここで一泊し今4週間のホームステイに行っていて日本に帰る前にまたここで一泊して行く予定です。アメリカ側からは中西部のインデイアナ州からの学生50人がここで一泊し大阪でホームステイをするべく出発していきました。
8月には100名のアメリカ人主催の日本のお習字を練習する団体が約10日間滞在し、その中に日本から参加した人も何人かいました。忙しい仕事の合間にそうした日本人の方たちとちょっとしたお話をしたり、日本の情報をお聞きするのも楽しいものです。この夏、オーケストラの団体の合宿、カソリックの修養会、全米メソジスト教会の研修会など、多くの人たちにお会いしていい経験をしました。日本ではとてもこんな経験はできません。
また、日米の民間レベルでの交流がとても盛んで、多くの場所で多くの人が日本へ行った事があるとか、日本は大変きれいな国ですね、日本人はシャイだけれどとても親切です、というようなことを言ってくれます。
信頼しあえる平和な時代、そして友好関係は本当にいいなと思います。
それではまたお便りします。暑さの中お体ご自愛ください。
草々
めぐみ
|