2005年9月20日号


シアトル便り( 転居しました)



大変ご無沙汰しております。お元気でお過ごしでしょうか?
こちらは8月20日頃から夏が去り急激に秋へと季節が移り変わりました。ここでのいわゆる夏と言うのは7月20日から8月20日までの約一ヶ月間ですが、毎日すごくきれいな青空が広がり爽やかです。最も暑い日で29−30度くらいで 湿気が全然なく汗はあまり出ません。9月に入ったこのごろでは 落ち葉と青空に刷毛で掃いたような雲が秋の深まりを そして初冬を感じさせてくれます。日中で12−15度、夜は10度前後でさわやか というよりはむしろ寒いです。日本ではそろそろ涼しくなってきた頃でしょうか?

邦子さんはその後 ジャズダンスがんばっていらっしゃることと思います。我々熟年組もそれぞれ皆結構 若い者に負けず自分のやりたいことをしていますが中でも邦子さんのバイタリティには敬意を表します。体力があり気持ちもお若いのでしょうね。どうぞ どしどしやってください。心からエールを送ります。

 さて今日は我々が引越ししたことをお伝えしようと思います。
夏の初め頃からのどか夫婦と何度か話していたのですが、やはりアレックスの世話をするのに一番便利な方法を考えて、8月いっぱいで思い出多い大学の寮を出てのどかの家族と一緒に暮らすことになりました。大学から近いところで、山を切り開いた新しい住宅地の中の一軒の家を借りました。我々の寝室からの眺めは家々の屋根から暖炉の煙突がいっぱい見えてまるでイギリスかヨーロッパの風景のようです。家々の屋根の後ろには大きな森と山が見えます。付近はすごい豪邸が立ち並んでいます。我々の家は表から見ると3階建てですが、中は中二階がある4階建てです。全体的にゆったりとしていて各部屋にバス、トイレと広いウオーキングクロゼットが付いており、また一階にはゲスト用のトイレもあります。暖炉のある 天井が吹き抜けになっている大きなリビングルーム、階段もゆったりとしていて家全体に分厚いじゅうたんが敷き詰められていてまるで高級ホテルのようだと主人と話しています。こちらでは台所で使うもの たとえばレンジ、オーブン、皿洗い機、大型冷蔵庫、調理用のガスあるいは電気のコンロ そして 洗濯機、乾燥機、家全体に暖炉の熱気が回る装置などははじめから備え付けなので大変便利です。また各窓とバルコニーに出るドアにはすべてブラインドーが付いているのでカーテンが要りませんし、大きなパントリー(食品収納庫)やユーテリティなどの収納場所が多いので家の中が片付きます。全体的に良くできた家だと思います。しかし 引越しは大変でした。我々はソファやベッドや
机、冷蔵庫やレンジなどの家具類が全部 大学から借りていたので大きなものはなく、勉強道具、本(これが 多いです)衣類 こちらで買った雑貨などくらいで比較的簡単でしたが、のどかのところはベッドなどの大きな家具 それに家族が1人増えたのでアレックスの荷物も増えてロブ、主人、応援に来た親戚の男の人たちもクタクタでした。その晩はロブの誕生日でしたのでロブの親の家でロブの誕生パーティと引越し祝いをしました。こんなテレビドラマに出てくるような家は日本に帰っても我々は一生住めないだろうと主人とも話しているんです。これまでの2年間は大学の寮で過ごし いわば大学の中で生活してきましたが これからの2年間はアメリカの借家での生活が始まります。思いがけず両方を体験することになりこのように導いてくださった神様に感謝しています。


長かった夏休みも終わり、先週からいよいよ新しいアカデミックイヤーが始まりました。憲三はまたしても勉強勉強の日々です。が、今年からは恐怖と期待を感じているようです。プロジェクトや長論文、インターンなどがある3,4年生の授業は今までよりもキツイからです。また、めぐみはアレクスの養育でさらに忙しくなり悲鳴を上げかけています。


それでは 季節の変わり目の折柄 くれぐれもお体御自愛ください。
また時間を見つけて折に触れてアメリカで感じたことなどをお便りしますね。
ではまた。
        めぐみ





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