シアトル便り〔熟年夫婦のやじきたアメリカ東部旅行記 その2.ワシントン編)
お元気ですか?こちらは今サンクスギビングホリデーの前で各スーパーマーケットの チラシもターキーやクランベリーソース パンプキンパイなどの大売出しでにぎわっ ています。サンクスギビングデーの伝統料理はターキーの丸焼きにクランベリーソー スをかけたもの ジャガイモのマッシュしたものの中にグレイビーソースをかけたも の パンと青豆で作るスタッフイング、グリーンビーンズキャセロール、そして デ ザートはチェリーパイやパンプキンパイ等です。この行事の起源はアメリカにやって きた清教徒たちが最初の厳しい冬を耐え抜き 春 夏の間 農作業に懸命に従事し秋 に始めての収穫を得てインデイアンたちと共に祝ったという事だそうです。のちに政 府によって11月の4週目の木曜日がサンクスギビングデーに制定されました。一日 だけのホリデーですが 家族が寄り集まって祝う日でアメリカ人にとっては大きな休 日の一つです。クリスマスは子供が楽しむ日で サンクスギビングデーは大人が楽し む日だといわれています。ターキーを食べると眠くなるとよく言われますが、ター キーには眠気を催す物質が実際に含まれているのと食べ過ぎることが原因のようです。
さて今日はワシントン滞在2日目をお送りします。
3月25日(金曜日)
AM7時 起床 今日はイエスキリストの受難日
7時45分 ルームサービスが朝食(娘夫婦からのプレゼント)を運んできてくれた〔コーヒー ジュース パン バター ジャム フルーツ) 感謝していただく。しかしこんなことはめったにないのであわててしまってチップを渡すのを忘れる。
AM9時20分 トロリーツアーに乗る。どこでも乗り降り自由の観光バス。1人28ドル。リンカーンメモリアルで乗り換えアーリントン国立墓地へ。入り口で園内ツアーバスの切符を買い(1人6ドル)、ケネデイ家の墓地へ向かう。我々の時代、ケネデイは憧れの若きアメリカ大統領だった。きれいに手入れが行き届いている芝生の中 小高い丘の上へ登っていくと石と芝生で整えられたかなり大きな敷地の中に一家の墓石があった。大きな平らな石にケネデイ大統領とジャクリーンオナシス夫人、そして二人の間に生まれた娘の名前も刻まれていた。弟のロバートケネデイのお墓は少しはなれたところにポツンと立っていた。ケネデイのお墓を訪れる人が多いのにビックリした。ケネデイ人気は今もなお健在のようだ。また多くの兵士の小さい墓標が印象的だった。ポトマック川を渡りリンカーンメモリアルへ戻る。楽しみにしていたポトマック川岸の桜、日本から送られたものだが あまりの寒さにつぼみも震え上がり少しも開花していないのにガッカリ。
気を取り直してリンカーンメモリアルの階段をのぼる。実に堂々とした建物である。
正面にリンカーンが眼光するどくはるか前方の国会議事堂を見て座っている像があり左手の壁にあの有名なゲテイスバーグの名文句”人民の人民のための人民による政治”があった。とても印象的である。リンカーンメモリアルの前の広場は朝鮮戦争で亡くなった兵士たちの実物大の像が19あり そしてベトナム戦争で亡くなった兵士の名前が刻まれた長い石の壁のベトナム戦争記念碑もある。このリンカーンメモリアルとオベリスクと国会議事堂は一直線上に並んでいる。
リンカーンメモリアルをあとにフォード劇場に向かう。リンカーンが暗殺された所だ。当時は劇場だったが今はリンカーン暗殺にまつわる博物館になっている。当時の資料がたくさん展示されていた。アメリカにおけるリンカーンが果たした役割はとてつもなく大きい。ニューヨークではユダヤ人博物館をみてユダヤ人の働きの大きさに触れたがリンカーンもユダヤ人であった。アメリカにおけるユダヤ人問題を考え合わせるとただただ奥深いものを感じざるをえない。フォード劇場を出て通りの向かいのピーターセンハウスに行く。射殺されたリンカーンが運び込まれた家だ。リンカーンが寝かされたベッドなどが保存されている。小さい家なので中は見学者で混んでいた。
再びトロリーバスに乗る。今度は山手のジョージタウンを巡り植民地時代の狭い石畳や間口の狭い家などが連なってるのを見てから ジョージタウン大学のそばを通ってホテルの近くでバスを降りる。3時30分。
しばらくワシントンの街を散策する。ニューヨークとは全く違った雰囲気でいわゆる官庁街である。通りも 特にペンシルバニア通りなどは かなり整っており清潔である。建物も重厚でギリシア建築を思い出させる。歩いている人が少なく静かである。ホワイトハウス、商務省 財務省などの各省庁の前を通る。FBI本部は単なるビルのようにも見えるが、見学の制限がかなり加えられている。
夕食はチャイナタウンで取る。地下鉄でホテルに戻る。PM5時半。帰ってから改めてホテルのフロントへ行き 帰る日〔27日)の空港までのタクシーの事を聞く。予約の必要なしとの事。お土産のシャツを買う買わないで喧嘩となる。結局 もうワシントンへは来れないだろうということで記念のシャツを買うことになる。
娘に電話。今朝のルームサービスのお礼を言う。体は母子共に元気だということで安心した。
あたたかき 思いやりこもる 朝食に 感謝と共に 舌鼓打つ(娘夫婦からのルームサービスのプレゼント)崇高なる 人権宣言 リンカーン 改めて知る その偉大さなり〔リンカーンメモリアルにて)リンカーン 暗殺された 現場に立ち 怒り覚える 卑怯な手段〔フォード劇場に
て)英国風 小さき家々 立ち並ぶ 植民地時代 名残とどめて〔ジョージタウンにて)冬到来 冷たき雨に 凍えつつ 飛び込みほおばる パワフル中華〔チャイナタウンの中華レストランにて)
かくしてワシントン滞在2日目 よく歩きました。またアメリカ史にも少し触れてよい勉強になりました。
来週はワシントン滞在最後の日とシアトルへ帰る日のことをお送りします。そしてこのアメリカ東部やじきた旅行記もいよいよ最終回となります。それではまた。
めぐみ
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