住吉かるた 3


桃山時代の 住吉新家

桃山時代、住吉大社の北側付近は住吉新家といわれ、
紀州街道に面して、丸屋、三文屋、伊丹屋、昆布屋等の
屋号料亭や茶店、売店が軒を並べて、往来の旅人や
参拝客相手に商売をしていました。
当時名物として、金魚、鮨、蛤、とうがらし、
ごろごろせんべい、竹馬、糸細工、麦藁細工などが
売られていました。
笹に吊した 住吉踊

住吉踊は住吉大社に古くから伝わる舞で、五穀豊穣・
天下泰平などを祈ります。踊手の服装は僧服から出ており、
色の五彩は天地五行、傘は仏法の天蓋、踊りの手振りも
四人合わせて心の字の形に踊ります。
この踊る姿・形を麦藁人形にし笹につるしたもので、
住吉伝統民芸品の1つとして今に至っています。
住吉名所 太鼓橋

反橋(そりはし)ともいわれ、住吉大社社殿正面の
池にかかっています。朱塗りの半円形の欄干が美しく、
住吉の代表的な名所となっています。慶長年間淀君の
奉納架替したものといわれ、境内には川端康成の
「反橋は上がるよりも、おりる方がこはいものです。
私は母に抱かれておりました」という文学顕彰碑が立っています。


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